初心者がプログラミングスクールで学習した内容全部書く

01 08, 2019

初心者がプログラミングスクールで2か月でサービスを開発した勉強法を全部書く

はじめに

最近、プログラミング教育サービスが乱立している。

  • 3か月スクール行って即戦力
  • エンジニアの転職をサポート、収入アップ
  • フリーランスになって自由に生活

とかキャッチーで甘いコピーが溢れている。
生徒の獲得競争は激しさを増しているようで、アフィリエイトでもプログラミングスクールは高単価案件が多い。
報酬の高さゆえにエア体験記を書いているブログや挫折しているのに持ち上げているブログ、プログラミングスクールに行っていない人が比較ランキングを作っているといった状況がある。

そして、プログラミングスクールを卒業しても開発業務で使えるレベルの人は、ほとんどいない、
大体、半年ぐらい辛抱して教えてやっと実践投入できるレベルというのも聞いたことがあります。 僕自身は、エンジニアではなくサラリーマンですが、実際プログラミンうスクールに通って独自サービスまで2か月で制作しました。
プログラミングは、初期ハードルが高いですが、たとえ仕事にしなくても非常に面白いクリエイティブな趣味として最高ですので、是非やっていただきたいと思っているので自分がスクールに通って開発していた間の勉強したことなどについてまとめておきます。

実際作ったもの

保活広場
サービス概要
ユーザー登録して、住んでいる地域の保育園の情報をブックマークできるサービス。

記事書いた人の受講前のスペック

年齢:37歳
HTML △
CSS ×
Javascript ×
サーバー知識 ×
プログラミング挫折歴 数回

挫折したプログラミングサービス

  • Progate
    サクサク進めて非常に勉強した気になりましたが、いざやってみると全く理解していなかった。
  • ドットインストール
    環境構築で挫折

選んだスクール

TechAcademy

選んだ理由

  • なんとなく
  • 独自サービスが作れる
    本当にプログラミングスクールで検索すると色々書いてありますが、まず比較ランキングサイト、成果物を提示していないブログは胡散臭くて除外。そんな中、数少ない卒業生が実際作ったサービスをブログで掲載していたのが TechAcademy でした。

スクール受講前の勉強法

  • スクールのオンライン教材 (1日2時間程度)
TechAcademy は、申し込んでから開校までの間、自由にテキストを読んで自習することができます。高いお金を払っているので失敗するわけにはいかなかったし、できるだけスクールのメンタリング(担任と面接しながらプログラミングを教えてもらう)は独自サービスの開発に使いたい。そう思っていたので進めるところまで進んでしまおうと考えました。 結果、開校までの1週間で課題の8割を終わらせました。

課題以外の部分は、コピペで動くようにテキストが組まれていてプログラミングが動くという喜びは手軽に楽しめます。
しかし、コピペさえもまともにできないのが、この時期ですので5周くらいタスクリスト課題は作り直したりしました。

受講中の勉強法

開校後は2週間で課題を全部終わらせ。あと6週間は独自開発に充てました。 やった勉強法は以下のことをやりました。

  • スクールテキストをプリントアウトして関数や変数の関連を把握
    僕自身がおっさんになっているせいか画面のコードを見てもイマイチイメージがつかめませんでした。
    そこで、テキストをプリントアウトして(厚さ1㎝くらいになった)会社までの通勤の往復に読んでボールペンでコードの変数の関連などについて関係性を把握していました。
  • 公式ドキュメントを読む
    僕が作りたかったサービスを作るためにはLaravel5.5で実装したほうが簡単でしたが、カリキュラムはLaravel5.0でした。(今は5.5にテキストはなっているようです。)そこで、書き方が異なるために公式ドキュメントをプリントアウトして読んで、実際のサンプルコードを動かしていました。
  • メンターに聞きたいことを箇条書きにしてメンタリングに備える
    問題解決する能力がこの時期はありません。開発で詰まるとそこでメンタリングで進捗は終了です。(チャットサポートはありましたが、Laravel5.5はカリキュラムから外れてしまい的確に返答してくれる人が少なかった。)メンターに事前に聞きたいこと、解決したい問題点を箇条書きで送りそれからメンタリングに挑むことでメンタリングの時間の質を高めました。

2か月のプログラミングスクールで身についたこと

はっきり言って2か月で実戦でプログラミングが身につくなんて大ウソだと思います。
僕が身についたと思えるのは

  • プログラミングは楽しいという感覚 これだと思います。基本、書いたコードは思ったように動きません。しかし、その問題を探って動いたときは気持ちいいです。
    この繰り返しが、楽しい。そう思えるようになったのはメンターが一緒に考えて背中を押してくれたからじゃないかな?と思います。

身につかなかったこと

  • 0からコードを書く能力
    0からコードを書くなんてとんでもないレベルです。今でも同じように勉強していますが、1からはまだハードルが高いです。

プログラミングスクールの残酷な現実

メンターに聞いたところ、僕のようにオリジナルアプリを作りきる人は、1期に数名くらいしかいないということです。
それ以外の人はどうなるのか?テキストの課題にオリジナル機能を追加するなどして最終課題とする人も多いみたいです。

プログラミングスクールはおススメか?

個人的には

  • 作りたいものがはっきりしている
  • 1日2時間以上コード書いても苦じゃない
  • 調べものが好き とかの人はプログラミングスクールにいってもいい気がします。 ただ、技術の変化がプログラミンは激しいですし、常に情報収集して勉強しつづけないといけないので辛い職業だとサラリーマン的には思いました。

コリ

コリといいます。奈良県でサラリーマンをしています。GatsbyJSでサイトを作るのが趣味です。